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『育成のセレッソ』は男子だけじゃない!【プレナスなでしこリーグ2部7節、C大阪堺Lvs日体大F】

 10代の若い逸材が揃うC大阪堺L。中でも、17歳にして開幕から6試合連続得点中のFW宝田沙織は、開幕からここまでの6試合で9得点を挙げ、2位で複数の選手が3得点で並ぶ得点ランキングをすでに独走。全18試合の3分の1を消化した2部リーグの得点女王になるのが現実味を帯び、ここまで4勝2分の無敗で2位と堂々と昇格争いをするチームを牽引する存在だ。
 
 筆者も足を運んだ前節の岡山湯郷Belle戦でも、左サイドのスペースでボールを受け、スピードを活かしたドリブルからの正確なシュートを決めていた。その場面では、ハーフウェイライン付近で岡山湯郷のFW木龍七瀬への明らかな接触プレーでの反則にファウルが取られず、湯郷の多くの選手がセルフジャッジで緊張が解けた瞬間を狙い、宝田は左サイドのスペースに流れていた。ボールを受けるとゴールへの最短コースに沿って急加速。自らドリブルでスペースを走破して持ち込み、冷静で正確なシュートを放ち、36歳のベテランGK上野友紀子との1対1を制したゴールで、まるでアーセナルやフランス代表で得点を量産したFWティエリー・アンリ(現ベルギー代表コーチ)のようなエレガントさを感じさせた。