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『育成のセレッソ』は男子だけじゃない!【プレナスなでしこリーグ2部7節、C大阪堺Lvs日体大F】

 筆者が足を運んだのは、プレナスなでしこリーグ2部・第7節のセレッソ大阪堺レディースVS日体大フィールズ横浜の一戦。ホームのC大阪堺Lはここまで4勝2分の2位。一方のアウェイの日体大Fは5勝1分の首位を走るチーム。どちらも全18試合中の6試合という3分の1を消化した時点で無敗をキープしているチーム同士。頂上決戦にして1部昇格争いの直接対決だ。2位フィニッシュだと1部・9位のチームとの昇降格プレーオフを戦う必要があるため、この首位攻防戦の勝利が2部優勝と自動昇格の行方を占う重要な一戦なのだ。
 
 C大阪堺Lは、昨季2部初昇格ながらも3位へと大躍進したチーム。しかも、先発メンバーやベンチ入りメンバーの平均年齢が17~18歳代という極度の若手偏重。2010年に『セレッソ大阪レディースU-15』となった中学生年代のチームが現チームの起源で、2012年4月に初めて年齢制限のない『セレッソ大阪レディース』となり、2013年1月から現チーム名の『セレッソ大阪堺レディース』となっている。つまり、2012年のシーズンを最年長の15歳で迎え、今年で20歳になる世代が現チームの最古参。この日はベンチ入りした14歳の中学生MF善積わらい選手も途中出場した程の若いチームなのだ。
 
 C大阪は南野拓実(現レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)や現チームの山口蛍・柿谷曜一朗など、海外移籍も果たした下部組織出身者が多い『育成のセレッソ』として知られるチーム。下部組織出身ではない香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)や他クラブからの移籍組とはいえ、乾貴士(エイバル/スペイン)などもC大阪で巣立った選手だと考えれば、日本でも最高峰の育成型クラブだ。