11〗 Stadion Juliska / プラハ

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無闇に歩いて橋を渡ったら下水場の敷地内に入ってしまい、まったく人の気配もない。GPSは言うまでもなく、現在スマフォのライト機能があればどれ程助かったことか。ブラハは欧州のキャビタルシティの中では比較的治安が良いので、ガラの悪い輩に囲まれる機会は少ないとは思うのだが、暗闇でカラスや野鳥が木の枝を揺らす音と気配に怯える恐怖は別物。正直視覚を奪われたら生きていく自信がない。市街ではなくポドババ駅の近くに宿を手配してしまったのが運のつき。このポドババ駅とスタジアムは徒歩十分の距離たから初ブラハの記憶も甦る。
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六年ぶりのトップリーグ復帰 開幕は黒星スタートも

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2019年からの五シーズンに渡り二部から抜け出せないでいたデュクラが遂に帰ってきた。チャンスリーガ開幕戦は二年連続三位。三年ぶりのタイトル奪還に燃えるFCヴィクトリア·プルゼニでは荷が重い。0-3の敗戦と思われたが、残り十分で返した一得点は次節に向けて射した光明となるか。
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あの日あの時は■2024年7月27日チャンスリ-ガ第二節FKデュクラ·プラハ対ボヘミアンズ1905
トップリ-グ昇格した今季の補強の目玉は守護神のマトゥーシュ·フルシュカ: Matus Hruska’20年に母国スロバキアに戻って以来五年ぶりのデュクラ復帰となる。’16年のUEFA U-21欧州選手権予選に出場した世代。ピッチに立った二十二人で肌の色が異なるのはボヘミアンズのバーレーン代表ユスフ:Yusuf【1993年06月12日生】。ボスニア·ヘルツェゴビナと北マケドニア代表の二人を除いた十八人が自国のプレ-ヤ-。’96年のボスマン判決以前には当たり前だった欧州蹴球の風景が、現在の旧東欧では見ることができる。
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前半23分一発レッドの退場者を出して早い時間からの数的不利な状況。苦しい時間帯をスコアレスで何とか凌いだ。すると先に動いたのはアウェ-チ-ム。こちらも退場者が出てピッチ上は同数に。二人目の交代を見てデュクラの指揮官も一気に二枚代え。流れを掴みにかかる。
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注目はセントラルミッドフィルダ-のフィリップ·リヒー:Filip Lichy【2001年01月25日】。四日前に、スロヴァン·ブラチスラヴァからレンタルされたばかりの新戦力をいきなり投入した。国外ではこの日がデビュ-戦でも、U15代表以来各カテゴリ-で代表に招集され続け、同年代との国際試合の経験は豊富。下は’21年のUEFA U-21欧州選手権予選に出場した時なので約三年前に撮影。その二分後センタ-バックのドミニク·ハシェック:Dominik Hasek【1998年7月19日】が豪快な長距離砲を放ち均衡は破れた。虎の子の一点を守ろうと必死の守備でリヒーにもイエロ-が出される。
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