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サッカー雑誌を取り巻く環境の変化、より個性を武器に

ここ数年、サッカーメディアにちょっとした動きがあった。

長年ライバルとして競い合ってきた「週刊サッカーマガジン」と「週刊サッカーダイジェスト」が、相次いで週刊誌であることをやめた。

一方、批判系メディアとして様々な問題提起を訴えてきた「サッカー批評」。そこからスピンアウトするかたちで、「フットボール批評」がうまれた。

いま、サッカーを取り巻く環境の中でメディアの現状が大きく変化している。ネット化・テレビの多チャンネル化で、それまでメディアの中心であった雑誌に上記のような変化があったことは注目に値する。

今回は「サッカー雑誌」について考えてみたい。

かつてサッカーはマイナー競技であった。
世界中で人気があるのに日本では全く知られていない当時の現状は今では全く考えられないだろう。

そうしたなか1966年ベースボール・マガジン社から「サッカーマガジン」が日本で始めてのサッカー雑誌として創刊された。

しばらくは1誌だけだったが1971年に「イレブン」(現廃刊)、1979年に「サッカーダイジェスト」が創刊。その他海外専門の雑誌も生まれてきた。

大きく変化したのは現在まで2回あった。
1993年のJリーグ開幕
2002年の日韓ワールドカップ開催
この時多くの雑誌が現れては消えていった。
また2004年にはサッカー新聞「エル・ゴラッソ」速報性を武器に、また一部地域で宅配制もとられ、Jリーグファンを中心にインパクト持って受け入れられた。