結局、試合はこのまま終了し、バイエルンは勝ち点2を失う結果に終わった。シャルケは貴重な勝ち点1を得たものの、この代償にまたも怪我人が増えるという状況となってしまっている。次節からは内田とアオゴの両サイドバックが復帰を予定しているものの、怪我明けの選手に多くは求められない。
しかし、少なくとも調子は少しずつではあるが上向きに転じてきている上、新戦力がチームに馴染みつつある。シャルケにとっては幸運であろう。
一方、バイエルンはペップの采配に疑問の余地が残る結果となった。昨季までのバイエルンは、ユップ・ハインケスの遺産による強さで持っていた部分も大きい。今シーズンは、より自身の色を出そうという意欲は感じられるものの、チームへの浸透はまだ程遠いように感じられた。主力の大半はワールドカップ出場により、合宿にほとんど参加していないことを考えれば仕方の無い面はある。バイエルンは、冬まではこのような我慢の時期が続きそうなだけに、どこまで耐えることが出来るか。どちらもチャンピオンズリーグを控えているだけに、今後の動向に注目したい。