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ドイツ史上初の4連覇も既定路線〜過去2年間のペップ・バイエルンの歩み

 ただ、両サイドを活かす上で左足からの対角線に渡るロングフィードが得意なブラジル代表DFダンテを最終ラインに置きながらも、「ロングボールは禁止」にしたペップのチーム作り。その意図はロングフィードが成功しなかった場合は相手ボールになって奪い返しにくいから。であるならばと、ハーフウェイラインを越えてからならばロングボールを解禁したのは、「適切な距離間でプレー出来ているので、瞬時のボール奪取が可能」だから。そして、自陣から相手陣内に入るまでのビルドアップの段階では何をするか?が問われるところ。バルセロナ時代はピボーテ(アンカー、守備的MF)がCBコンビの間に下りて来て後方を3人で組み立てをしながら両サイドのSBを押し上げる、といったメカニズムを浸透させ、今では世界中に流行したわけですが、バイエルンではアンカーが最終ラインに下りてから、インサイドMFがアンカーのいた位置に下り、SBがインサイドMFの位置へと内側への攻撃参加をするメカニズムを完成させました。