さてバーゼル戦は互いにPKを決め1-1での折り返し。後半開始四分、セットプレーからスロヴァンが勝ち越すとその四分後右サイドハーフのアルメニア代表ティグラン·バルセグヤン:Tigran Barseghyn【1993年9月22日生】からのスルーパス。快速を走らせライン裏に抜け出したのはチャヴリッチ。見事なゴールでスイスの盟主を突き放す。形勢不利な状況で後半20分バーゼルは大博打。選手を一気に三枚替え。大胆な采配が奏功し直後一点差に詰め寄る。相手の出方を確認して、五分後にスロヴァンのベンチが漸く動く。サイドハーフを二人とも下げ、入れたのがセンターフォワードとセントラルミッドフィルダー。
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混乱をついたオ-バ-ラップから絶妙のクロス
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フォーメーションをどう変えたのかがPC画面の映像ではよくわからない。すると直後に右サイドに突然現れたランクにパスが通る。この時ランクはエリア内に完全フリーでボ-ルを受けた。スロヴァンの最終ラインは三人。バーセルは途中出場のアンディ·ゼキリ:Andi Zeqiri【1999年6月22日生】が一人だけ。それでも目の前に遮る相手がいないランクは狙いすまして速いクロスを中に折り返すとディフェンダーは誰も触れることができず同点ゴールが生まれた。バーゼルは指揮官の采配があたり、見事な追い上げで勝ち点一を獲得。しかしドローの結果はスロヴァンにとっても悪くはない。前節敵地では期待していなかったパウシェクが頭で先制。チャヴリッチも左足で決めてグループのライバルに2-0で完勝していたのだから。このグループは残る二つのクラブがアルバニアのエレバンとリトアニアのジャルギリスなので首位でのグループ突破へと大きく前進した試合だった。観客も二万人を越えていたから感染症は過去の話に。
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ところが二位で突破したバーゼルがプレーオフでトルコのトラブゾンスポルを退けるとラウンド16でまたもスロヴァンと対戦。二試合とも引き分けとなりPK戦の結果スロヴァンは涙を吞んでコンペティションを後にした。
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