モスクワ最大のキャットショーと
旧ソ連の働くお母さん達
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モスクワ環状道路を隔てるとそこはモスクワ州クラスノゴルスク市。前述のとおり自治体100%出資=実質公営のモスクワ地下鉄ではあるが何事にも例外はあって民間企業クロクス·グループの資本で地下鉄3号線ミャキニノ駅が開業したのは2009年。複合都市エリアのクロクス·シティの中核施設はロシアおよび東欧最大級の国際展示場クロクス·エキスポ。このコングレスセンターでは『Winter Cat Show 2026』が来月開催される。今回で七回目となるこのショーには、世界中から四十種·六百匹以上の猫が集まる。専門家への相談やキャットフードの購入などを目的とした一般来場も大歓迎。事前のチケット購入必要なしの入場無料。会場内ではプロによるブリード相談、ショーの観覧、子猫の即売会や保護猫の譲渡会などが実施され世界一の猫好き国歌の一端が垣間見える。
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映画『ベートーベン』に登場する母親アリス·ニュートンを演じたのはボニー·ハント:Bonnie Hunt【1961年9月22日生】。専業主婦として三人の子供たちを育てる役どころ。夫が経営する消臭剤の製造販売会社の仕事を一時的に手伝う展開のストーリー。公開当時の’92年にロシア人の女性が鑑賞していたら首を傾げるか、眉間に皺を寄せるだろうか。ソ連から現在のロシア連邦へと正式に移行したのは、1991年12月26日。
ソ連及びロシアで一緒に仕事をした現地ガイドさんは何れも女性だった。失礼な話だが当時二十代前半だったから四十代の既婚者は「おばさん」でしかない。ソ連の憲法ではその社会構造上、労働の義務を果たしいない無職の成人は寄生罪に該当し罰せられる傾向にあった。その為専業主婦は全体の約5%程度だったと調査数値が示している。国家の経済発展や男女平等の観点から女性も働くのが当然。では育児はどうするの?そこは託児所や保育所などの社会保障制度が整備されており、出産後も女性が働き続けることが極めて標準的なライフスタイル。とはいえ寄生罪とは凄いネーミング。後にノーベル文学賞を受賞する詩人ヨシフ·ブロツキー:Joseph Brodsky【1940年5月24日生-1996年1月28日没)がこの罪状で告発されている。