スコットランドの聖地にスリーライオンズがやってきた
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終了間際にケインが決めてドローで思い出された試合のマッチデープログラムがカバー写真。2017年6月11日。FIFAワールドカップ欧州予選(WCEQ)グル―プFはスコットランド代表とイングランド代表の対戦とあっては興奮の坩堝と化すであろうハムデンパーク。当日グラスゴーは朝から小雨模様。それでも昼には雨雲は過ぎ去り、スタジアムが開場する頃にはかなり強めの陽射し。機関銃を手にした夥しい人数の警官達。男女の私服警官コンビにも二回声掛けられたのは筆者の風貌が怪しいだけではない。それぐらい歴史的な因縁を引き摺るこの対決は荒れるのが当たり前。ISテロ以降、欧州の空港や市内で機関銃を見るのも珍しくはないが警官が記念撮影に応じるこの光景は結構珍しいかも。
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試合は翌日サンデータイムス紙面が報じるとおり、試合終了直前 FIVE MINUTES, THREE GOALS,の目まぐるしい展開。最後は千両役者が決めての幕。両者譲らずの2-2ドロー。
この紙面写真のスコットランドの五番は最後の最後でマークを剥がされたチャーリー·マルグルー:Charles Mulgrew【1986年3月6日生】。90分間神経をすり減らして、土壇場で集中力が一瞬途切れたかなという失点を責めるのはあまりに酷。
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マルグルーは、当時ブラックバーン·ローヴァーズに所属しておりグリフィンパークでフレ-ムに収めたばかり。グラスゴーの北西カーキンティロックで育ち名門セルティックのユ-スアカデミ-で磨かれた逸材に’トップチ-ムから声が掛かるのは02年。四年後に期限付き移籍のダンディー·ユナイテッドではレギュラーの
座を確保した。