Foot ball Drunker〔65〕 visiting 『 Gazovik Stadium』オレンブルク / ロシア

あの感動から早くも一年が過ぎたカタール大会。クロアチア対ベルギー観戦時は「敵を呑む」でベルギーの銘柄。画面に映し出されたのは、EU及びNATO加盟国籍の出場者で唯一、ロシアのクラブ(ゼニト·サンクトペテルブルク)に所属していたデヤン·ロヴレン:Dejan Lovren【1989年7月5日生】。
現在はオリンピック·リヨンでプレーしているが現在34歳。ボスニア生まれのクロアチア人が来年のUEFA欧州選手権の招集は微妙なところ。


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当時七名のクロアチア人が在籍する中、移籍先のクラブは未定でもFIFAの特別措置に則り真っ先にルビン·カザンを退団、ロシアから離れたフィリップ・ウレモビッチ:Filip Uremović【1997年2月11日生】。それに対してウクライナ侵攻の責任が自身やクラブにあるわけでもないと、何ら恥じることなくロシアでプレーを続けたのがロヴレン。


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ダニイェル·ミシュキッチ:Danijel Miškić【1993年10月11日生】もスロベニアのノヴォ・メストで生まれ六年間をディナモの下部組織で過ごした。元U20クロアチア代表はオレンブルクからウラル・エカテリンブルク移籍した現在もロシアン·プレミア·リーガーを継続する。
一方プレーオフではまずウクライナ代表と対戦するボスニアヘル·ツェゴビナ代表。
イヴァン·バシッチ:Ivan Basic【2002年4月30日生】とレナト・ゴイコヴィッチ:Renato Gojković【1995年9月10日】はオレンブルクから招集されるに違いない。


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ゴイコビッチは2015年母国のチェリク·ゼニツァからクロアチアのイストラ1961に移籍している。下写真は2017年にザグレブで撮影した。対面は東京五輪、カタール大会と日本代表とは縁のあるスペイン代表ダニ·オルモ:Dani Olmo【1998年5月7日生】。
当時からデュエルに強いセンターバックだったが、昨秋10月漸く代表デビューすると11月のルクセンブルク戦、スロバキア戦とスタメンに定着。但しウクライナ戦は赤紙による出場停止で、彼の欠場は戦局を左右するかもしれない。


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トルコ、コスタリカ、エクアドル、多彩な外国籍の顔ぶれが並ぶオレンブルクで最大派閥はアルゼンチンの五人。中立的な立場をとるアルゼンチンでは加害国としての差別を受けることがないらしく、侵攻後不法も含め大量のロシア人入国が社会問題として報じらており、ロシアでプレーするフットボーラーへの批判も非難もないのだろう。