ポジショニングの達人 日本の元祖は···
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オランダフットボールは、ヨハンク·ライフ:Johan Cruijff【 1947年4月25日-2016年3月24日】の時代が終わり、新たな才能が芽吹いていた。現在のオランダ代表指揮官はロナルド·クーマン:Ronald Koeman【1963年3月21日生】’88年欧州を制した主力メンバーのひとり。A代表デビューからアヤックス加は’83年、あのダリーマウント·パークのピッチにも立っている。’92年のクライフ率いる《エルドリームチーム》では唯一の同胞として欧州制覇に貢献したクーマン。どうしてもオランダに偏向してしまうが、今回の主役は《The Boys in Green》。近年の好チ-ムとなるとフランスにユ-ロが帰ってきた’16年のアイルランド代表を推したい。リ-ルでイタリア代表に勝利してベスト16に。実は大会前の調整試合でオレンジとグリ-ンの両国は対戦しており結果は1-1。
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写真で主将章を巻くのはグレン·デイヴィッド·ウィーラン:Glenn David Whelan【1984年1月13日生】。ダブリン中心部からは西に約10kmほどのネイバ-フットであるクロンドーキンの出身。一昨年で現役生活にピリオド、プレミアリ-グの出場試合数276A代表のキャップ数も91を記録した。ウィーランの現役時代のスタイルを一言で表すならばポジショニングの達人。試合展開を読む状況判断力に優れ、ディシプリンを保ちタスクを達成する勤勉さとそのリーダーシップを備えた守備的ミッドフィルダ-。激しいタックルでボ-ルを奪うタイプではないが、頭の中身で勝負するタイプで玄人受けする。相手が格下ならばウィーランの存在は然程重要ではない。その真価を発揮するのはオランダのようにポゼッションで圧倒してくるチ-ムとの試合。下写真は2008年から17までプレ-したスト-クシティでの最終シ-ズン。あらためて思ったのはこのタイプの選手の重要性に気づいたのは92年の日本代表。現在の日本代表監督を率いる森保一:Hajime Moriyasu【1968年8月23日生】監督の現役時代のプレ-だった。現在ウィーラは英二部ウィガン·アスレティックのコ-チ職に就いているが、将来ナショナルチ-ムの指揮を執る日が来るのかもしれない。
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この16年の試合でオランダを指揮したのはダニー·ブリント:Danny Blind【1961年8月1日生】。しかしダブリンから送られてきた映像で、左側に座るファン·バステンのほうが気になるのは仕方のないところ。