年齢は一歳違いで同年にサンプドリア入りしたミラン·シュクリニアル:Milan Škriniar【1995年2月11日生】とシック。チェコ語とスロバキア語はスラブ語派だからイタリア語は理解できなくても二人の間で意志疎通を深めるのはわけもない。別々のクラブでプレーしている現在も親しい関係は続いている。
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サンプで同じ釜の飯を食った二人がマッチアップ、激しく火花を散らしたのはUEFAネ-ションズリ-グ。結果はたった一度のチャンスを確実にものにしたシックの勝利。芸術的な柔らかい浮き球がゴールネットを優しく揺らした。翌日の紙面をシックの写真が独占したのは言うまでもない。
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ピッチサイドでレンズを構えるならば ボールウォッチャーにならないこと
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前回前々回と書いたデザインフェスタの取材報告をすると広報Hさんから面白い返事をいただいた。「この前テレビでスポーツの取材をされるカメラマンは別格だというお話が出ていて、ボールや体と同じ位置にカメラを向けることすら難しく、ピントを合わせるのは尚更難しいと」。
なるほど。自分にとって当たり前のことが周りから見れば新鮮に映る事は時折ある。確かに機材や撮影技術が優れていてキャリアのある写真家でも、サッカ-の試合をいきなり撮るのは難しいかもしれない。ボ-ルを持った選手にレンズを向けてもピントが会う頃にはボ-ルは別の所に。ではどうするかというと、相手ディフェンダーと一緒。ボールウォッチャーになるのはボールへの意識が強すぎるからで、まず視野を広く保つこと。筆者の場合右目はファインダー、左目は瞑らずピッチ全体を裸眼で追いかけている。そしてオフザボ-ルの選手の動きをみて、パスが出ると予測して、コンマ何秒ほどレンズを先回りしておけばピントがあう。
誰かに写真撮影を習ったことはなくあくまで自己流。だからひとついえるのは、写真が好きな人よりも、サッカーが好きな人がピッチサイドでの撮影には向いているかもしれない。
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