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今夏の移籍評価 FCチェルシー編

 多くの選手を抱えるチェルシーだが、その中でも懸案事項だったのはFWの得点力不足だったといえる。それだけに、アトレティコ・マドリードからディエゴ・コスタの獲得に成功したのは非常に大きい。

既にチームへのフィットにも成功しており、今後の活躍如何では優勝を手繰り寄せる原動力にもなり得る存在となるだろう。

 また、ドログバの帰還もチームには大きい。ここぞという時に投入するジョーカー役としてこれほど頼りになる存在はないだろう。クイーンズ・パーク・レンジャーズからフランス代表のFW、ロイク・レミーも獲得しており、攻撃陣の再編はこれで完了としたと言える。
 また、手薄なセンターハーフの補強にセスク・ファブレガスを獲得したことで中盤をローテーションさせることも可能になり、長く休暇の少ないシーズンを乗り切るチーム体力の補強にも成功している。

 守備面ではクルトワのレンタルバックは大きい。チェフ自体も怪我明けとはいえ好調を維持しているようで、両者の切磋琢磨による競争が上手くいけば両者とも更に伸びる可能性は大いにある。センターバックもズマがレンタルバックしたことで層が厚くなったのは好材料だ。
 今夏も多くの選手をレンタルで放出しているが、ルカクのエバートンへの完全移籍は少々意外であった。まだ若く、才能溢れる選手なだけに、レンタルで手元に残すと思っていたのだ。
 また、フェルナンド・トーレスも移籍期限間際にミランにレンタルで放出売るなど、モウリーニョ監督の進めるチーム改革の構想外の選手はこれでほぼ一掃されたと言って良いのではないだろうか?今シーズン、独走での優勝もあり得る陣容のチームに仕立て上げているだけに、今夏の移籍評価はとしたい。