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10人の相模原の粘り勝ちで鳥取のJ2再昇格遠のく

PKに続いて数的有利も活かせず10試合ぶりの敗戦

 両チーム選手交代なしで挑んだ後半、前半は相手の出方を窺う戦いだったのか?両チームともにテンポを上げて攻撃を仕掛け、スペースが生まれ始めた事でスピード感が生まれる展開に。
 後半開始早々には安田の絶妙なスルーパスを受けた中山が相手DFラインを抜け出してGKと1対1。しかし、シュートはまたも相手守護神のビッグセーブに阻まれ、こぼれ球も決めきれず。
 さらに53分には相手MF三幸がシミュレーションの判定で2枚目の警告を受けて退場処分となり、残り40分ほどを鳥取は数的有利に。逆に相模原は即座にFWの服部を引っ込めてMFを投入し、前線に1人を残して守備に入る”人海戦術”を選択せざるをえない展開に。
 ここで鳥取・松波監督は夏に加入した193cmの長身FWハマゾッチを60分に投入。彼へのロングボールも選択肢として取り入れ、前半から出来ていたサイド攻撃からのクロスのターゲットとしても期待が集まる。そして、実際に彼へのロングボール、ハイボールから裏抜け、落としを拾っての波状攻撃を仕掛ける態勢が取れ、さらなる攻撃の選択肢を切りながら盛り立てるも、期待のハマゾッチは決定力を欠いて得点ができない。ならばと、フェルナンジーニョも強引な個人技で打開していくものの、相手GK佐藤が前半のPKセーブから神懸っており、鳥取の選手の著しい決定力不足もあって均衡を破れず。
 するとアディショナルタイムに入る頃、鳥取が強引な攻撃を仕掛けて中途半端なプレーからボールを失うと、左サイドに展開されて一気にゴールライン際まで突破されて、GKとDFに間へ鋭いクロスが。これに合わせたのが相模原MF曽我部。サイドMFとして数的不利な中で無理を強いられても交代枠5名可能なJ3リーグで交代もせずに90分走り通していた曽我部がこの時間帯でもっと長い距離をスプリントして奪った、ほぼワンチャンスからの得点により、ホームの相模原が勝利。
 逆に鳥取はリーグ戦10試合ぶりの敗戦を喫し、来季のJ2再昇格は遠のきました。