Foot ball Drunker〔48〕 visiting 『 Štadión pod Dubňom 』ジリナ/スロバキア

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平均年齢20歳の若い3バックで大丈夫なのかと、訝しげに見ていたが、破綻することなく無失点で試合終了のホイッスル。シュクリニアルは17歳でトップデビューを果たした逸材だったのだから見習うのはの記者席デビューした自分のほう。

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ジェノバでの共闘 プラハでの激突

2016年冬のメルカルトでセリエAのサンプドリアへ移籍。35節のラツィオ戦は顔見せ。5月1日のパレルモ戦、背番号37番シュクリニアルはスタメン·フル出場を果たした。

第話の2016年8月セリエA開幕戦。シュクリニアルの成長を楽しみにしていたが、ベンチにすら入っておらず最終節ユヴェントス戦で赤紙を貰っていたのを後から知る。しかしこの日スロバキアのお隣からやってきた長身フォワード、パトリック·シック:Patrik Schick【1996年1月24日生】に目を奪われた。
1シーズンでサンプを卒業、肩を叩いたのはローマ。一方のシュクリニアルはミラノへ。インテルではリーグ戦全試合フル出場。そのインテルを離れ今季からは花の都へ。

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2018年11月19日、プラハでの、UEFAネーションズリーグB
グループ1。チェコ代表とスロバキア代表が対戦。
サンプでは同じ釜の飯を食った1歳違いの二人がマッチアップ、激しく火花を散らしたのが上下の写真。結果はたった一度のチャンスを確実にものにしたシックの勝利。芸術的な柔らかい浮き球がゴールネットを優しく揺らした。翌日の紙面をシックの写真が独占した。


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続いて12月2日オリンピコでも両者スタメン。この試合は2-2ドローで決着つかず。あれから5年の歳月を経て、今季ブンデスリーガで首位を快走するレヴァークーゼンでは、内転筋手術で一年近く離脱していたシックが間もなく復帰する。次節=来月にはポーランドとの大一番を控えるチェコ代表にとっては光明。伏兵アルバニアの首位抜けの可能性が高いこのグループ。組み合わせに恵まれたスロバキア代表の本大会出場は間違いないところ。チェコが大きな壁を乗り込えれば来年ドイツのスタジアムで両者の運命が交差するかもしれない。[第48話了]


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