アーセン・ヴェンゲル監督が就任して20年の月日が流れたアーセナルには、ヴェンゲル流の攻撃的なサッカーが定着した。そして、「美しく勝利せよ」の路線に沿ったクラブの哲学にして美学『Arsenal Way』が自然と植え付けられた。ただ、その美学の1つであるボール支配率が6割を越える試合が頻発し始めたのは、2003-2004シーズンにプレミアリーグを無敗優勝(26勝12分)した“インヴィンシブルズ”のメンバーが全員退団した2009年頃からだ。以降、“ポゼッション王者”にはなれても、リーグ王者とは疎遠になってしまった。