Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/orfool/soccerlture.com/public_html/wp/wp-includes/post-template.php on line 293

Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/orfool/soccerlture.com/public_html/wp/wp-includes/post-template.php on line 294
no-image

ACL・GL第4節、ブリーラムVS広島 〜JリーグとACLを並行する広島の公式戦4連勝

 決めきれなかったものの、茶島や皆川に決定機が生まれて盛り返した広島は、試合終了間際に追加点。自陣内でのMF丸谷拓也の縦パスから皆川の絶妙な落としで決定的なカウンターを発動。柴崎が一気に抜け出してGKとの1対1にまで持ち込み、チップキック気味に上手く浮かしたシュートを流し込み、2-0。

 そのまま完封勝利を飾った広島が公式戦4連勝。ACLもまさかの2連敗でスタートしたが、この2連勝でやっと帳尻を合わせて来た。

JリーグとACLの並行可能な2チーム分の戦力

 ここへ来ての公式戦4連勝。個人としても、Jリーグでは得点ランキングトップタイに並んでいるウタカとプロ初得点の茶島。ACLでは移籍後初得点の宮吉、公式戦3試合出番のなかった佐藤が先制点をアシストするなど、「2チーム分の戦力」があるために、多くの選手が結果を残し始めている。

 特にボランチでは、高い技術を持つ頭脳派のMF宮原和也はJリーグ向き、対人守備や球際に強さを見せるMF丸谷は国際試合向きと、それぞれの特徴を見極めてリーグとACLを並行して戦っている上で、成長しながら結果を残している。この日は試合終了間際にJ開幕戦以来、負傷欠場していたMF森崎和幸が途中出場。仙台戦でもベンチ入りし、交代枠が余っていても起用されなかった事を考えれば、まだ先発出場は厳しいのかもしれない。それでも佐藤や森崎和、復帰も近いであろうMF森崎浩司が目の色を変えて、先頭からでも後ろからでも激しいポジション争いとチームの一体感を高める。厳しい台所事情、過密日程もあるが、それ以上にプラスアルファや楽しみな部分も大いにあるのだ。

 主力3人の離脱、ACLのアウェイ遠征も乗り越えての公式戦4連勝。それはJリーグACLの並行を可能とする「2チーム分の戦力がある」のを証明している。