Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/orfool/soccerlture.com/public_html/wp/wp-includes/post-template.php on line 293
no-image

挨拶代わりの活躍を見せた原口はヘルタを欧州の舞台へ導けるか?

 先週金曜日に開幕したドイツ・ブンデスリーガ。原口と細貝を擁するヘルタ・ベルリンは、土曜にホーム・オリンピアシュタディオンにヴェルダー・ブレーメンを迎えての試合となった。

試合結果こそ2-2の同点ではあったが、多くの新戦力を迎え入れたヘルタはまずまずのスタートを切れたといえる。
その中でも一際強い輝きを見せたのは原口であったと思う。特にトップ下に入ったロニー、左サイドバックのシュルツとのコンビで形成した左サイドは非常に躍動感があり、先制点の起点となるパスに加え、二点目のアシストも決めるなど、初のブンデスリーガでのプレイとは思えない堂々たる動きを見せた。ロニーが下がった後半はドリブルで仕掛けるシーンで何度か見せ場を作っており、ブンデスのスピードには充分に対応が可能なところを見せた。

 しかし、試合終盤にドリブルを阻止すべく激しいボディチェックを食らった結果、着地の際に肩を痛め、三週間の離脱を余儀なくされてしまうなど、ブンデスリーガのパワフルなディフェンスへの対応にはまだ時間が必要なようだ。この離脱期間は休養とブンデスリーガを第三者の支店から見つめる期間と考え、更なる活躍を見せられるか。

 第五節はフォルクスワーゲンの豊富な資金力をバックに次々と有力選手を補強しているVfLヴォルフスブルグをホームに迎える試合となる。特に中盤の底での潰し屋、ルイス・グスタヴォともマッチアップする可能性は非常に高い。そのワールドクラスの選手を相手にどこまで自分の能力を出せるか。一つの試金石になりそうな重要な試合となりそうだ。