センターバックのコンビは主将章を巻いたツルとビルジル·ギタ:Virgil Ghiță【1998年6月4日生】。右サイドバックにラドゥ·ボボク:Radu Boboc【1999年4月24日生】センターフォワードのゲオルゲ·ガネア:George Gane【1999年5月26日生】
スウォンジーU23から四年ぶりに母国に帰還したマルコ·ドゥルカ:Marco Dulca【1999年5月11日生】がこの日途中出場でトップリ-グデビューを飾る。下写真を撮影したのは昨季所属したNKツェリエ。UEFAカンファレンスリ-グではFCルガーノにPK戦で八強まで勝ち上がった。ドゥルカは二試合合計で90分出場している。左ウィングには、アンドレイ·チョバヌ:Andrei Ciobanu【1998年1月18日生】。本来は中央のプレーヤ-だが任されたポジションで結果を出したのは見事。
チョバヌの直接フリーキックがネットを揺らし三点目。終了間際に一点を返されたものの3-2で開幕三連勝の好スタ-トで首位をキ-プした。
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予選を兼ねた2019年のU-21欧州選手権は仏独西と並んでベスト4入りしての来日。ちなみにグループCは首位ルーマニア2位フランスが共に2勝1分、イングランドも勝ち星なくクロアチアが最下位とA代表とは些か異なる結果に。初戦鹿島でのホンジュラス戦には
スタメンで前からガネア、チョバヌ、ドゥルカ、ギタの順に縦の軸を並べたから連携に不安はない。後半頭からボボクもピッチに。
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白い妖精 独裁者 東欧のマラドーナ を輩出した未知の国
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最後の写真はパリのパリポンピドゥ-センター。中央の長方形が
ブランク-シのアトリエ屋根。イタリアのレンゾ·ピアノ:Renzo Piano【1937年9月14日生】が再現した。天窓から光が差し込む空間は無料で入れるのでお薦めする。
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筆者にとってハジは三人目の世界的な知名度を誇るル-マニア人だったが首を縦に振る方も多いはず。一人目は白い妖精の名で愛されたナディア·エレナ·コマネチ:Nadia Elena Comăneci【1961年11月12日生】76年のモントリオール、’80年モスクワの女子体操金メダリスト。’81年に現役を引退している。二人目はモントリオールの翌年欧州体操競技選手権の際、ソ連に有利な採点だと激怒してルーマニアの選手達を大統領専用機で帰国させてしまった独裁者チャウシェスク。’89年に銃殺処刑されてしまう五年前、社会主義でもソ連嫌いのチャウシェスクはロサンゼルス五輪に参加して開催国である米国に次ぐ数の金メダリストを輩出したスポーツ大国ル-マニアをアピールした。そして’94年「カルパチアのマラドーナ」と英雄視されたハジが登場すると翌95年故人ではあるが、ポンピドゥ-センターでの大回顧展でル-マニアが生んだ彫刻家の名前が日本でも浸透する。本年(26年)は、近代彫刻の父と呼ばれるブランクーシの生誕百五十周年を祝いポンピドゥーのコレクション作品を含む大規模な回顧展がベルリンの新国立美術館で予定されているから一年ぶりに同市を訪問すべきか悩んでいる。