Foot ball Drunker 〔113〕visiting『Stadion Partizan』ベオグラード/ セルビア

試合は前半10分のセットプレー。Clarence Seedorf【1976年4月1日生】からのボールに頭であわせたのはセンターバックの“頭突きをくらった男”マルコ·マテラッツィ:Marco Materazzi【1973年8月2日生】。しかしパルマも13分後、ディ·ヴァイオからミロシェビッチと繋ぎ同点。その後双方が1点づつを加えてのドロー。
その後パルマは、猫の目が如く指揮官を変えまくり、’02年サラゴサへと貸し出されると結局イタリアには戻らず。12月9日14節ホームでのミラン戦、共に途中出場で中田とミロシェビッチ最後の共演は僅か10分間。引退後はセルビア協会の副会長を務めた大物がパルチザンで現場復帰したのが2019年。


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このスタジアムは選手控室がメインスタンド側ベンチの反対側にあるため、選手とスタッフはピッチを横切り入場することになる。待ち構えていたところ登場したのが186cmのミロシェヴィッチ監督登場。

そして、この日監督の他にもうひとり、јапанац=ヤパーナッツを知る男ゾラン·トシッチ:Zoran Tošić【1987年4月28日生】もスタメン。

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2010年8月1日、春開幕のロシアプレミアリーグ15節。マンチェスターユナイテッドから加入したセルビア人がスパルタク・モスクワ戦で本田圭佑:Keisuke Honda【1986年6月13日生】とトシッチを両サイドハーフに起用された。続く14日アンジ戦ではトシッチのロシア初得点を本田がアシスト。

2013年10月2日UEFAチャンピオンズリーグ·グループDプルゼニ戦。トシッチのゴールでCSKAが追いつくと前半30分 本田とトシッチ阿吽の呼吸でCSKA逆転。その後1点づつ奪い試合はCSKが勝利。12月に本田がミランを去るまで多くのタイトルを分かち合った僚友は、このプルゼニ戦の9日後、ザックジャパンの東欧遠征で対戦もしている。試合は2-0でセルビアが勝利。


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FCアスタナ戦は、パルチザーナの攻撃陣が爆発。ナイジェリア代表ウマル·サディク:Umar Sadiq【1997年2月2日生】の1トップに
左からガンガン仕掛ける浅野拓磨:Takuma Asano【1994年11月10日生】、右でバランスを意識してポジショニングの巧さが際立つトシッチ。中央で主将のセイドゥ·スマー:Seydouba Soumah【1991年6月11日生】も当時はギニア代表。開始僅か4分サディクからスマー、一度キーパーに弾かれたボールを自ら押し込み先制。22分には相手のミスパスをカットしたトシッチがゴール前に運び冷静にサディクがフィニッシュ《上写真》。

4分後に左に開いたサディクからのボールを受けた浅野が豪快に突き刺す。ハイタッチを交わすトシッチと浅野に駆け寄るスマー。前半で勝敗の趨勢は決したが後半に駄目押しの駄目押し。中央の浅野から右を走るサディクへアシストのお返し。正直このレベルの相手で消化試合とあって激情家のミロシェビッチ監督も落ち着いていられる。


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さて来月には37歳の誕生日を迎えるトシッチは現在ギリシャ中部、アテネから北へ200キロの都市ラミアのクラブで健在。