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今夏の移籍評価 FCエバートン

 長年チームを率いたデヴィッド・モイーズがマンチェスターに去り、新たにスペイン人指揮官、ロベルト・マルチネス氏を迎えた昨シーズンは遂に念願のマンチェスター・ユナイテッド越えを果たし、今シーズンはヨーロッパリーグに挑むこととなる。

 今シーズンは、昨シーズンにチェルシーからレンタル移籍していたベルギー代表FWのロメル・ルカクを完全移籍で獲得、またチェルシーから自由契約となっていたサミュエル・エトーをも獲得し、更に若手FWのクリスティアン・アツのレンタル移籍も成立させており、攻撃陣の更なる強化に成功している。
 また、トルコの強豪、フェネルバフチェからムハメド・ベシッチとマンチェスター・シティからバリーの獲得にも成功しており、チーム力は更に上がり、ヨーロッパリーグを含めた長いシーズンを乗り越えられるだけの体力を付けたといえるのではないだろうか。

 しかし、懸案事項はベテラン選手の体力の面だけかもしれない。主力としてはっている選手にも30代後半に差し掛かった選手も多いエバートンにとって、彼らの頑張りは上位であり続け、欧州での大舞台へ上がるためには必要不可欠となっている。それだけに、彼らの体力がどこまで持つかが、今後の鍵になりそうだ。
 シーズンが始まって今まで10失点と昨シーズンの1/4を既に記録してしまっており、チーム全体での戦術を見直さねばならない状況にある今、守備陣の補強がもう少し必要だった気がしないではない。

 現状を考えると、この夏の補強はB-と言わざるを得ない。ここからの巻き返しに期待したい。