第77話はジローナFCの本拠地エスタディオ·モンティリビ。2009年の訪問時、人口十万人の小都市は半世紀ぶりとなる二部昇格で其れなりに盛り上がっていた。日本から現在豪州のウエスタン·ユナイテッドでプレ-する指宿洋史:Hiroshi Ibusuki(1991年2月27日生】の移籍も話題に。しかしこの時筆者の頭の中は翌週のクラシコでいっぱい。ジローナでの試合観戦のスケジュールは組んでおらず、駅から南へバスで十五分、徒歩でも三十分ならばとモンティリビの外観だけ眺めた。当時はサイドスタンドに座席すらなかった。
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5月2日マドリッドに到着してトラブル発生、代行業者からチケットを手配できなかったとお詫びのメ-ルが届き放心状態。仕方なくエスタディオ·デ·ヴァジェカスで購入した当日券。白地に赤のたすき掛け、胸には牛と蜂が並ぶユニフォームの選手達をながめる。その中でもサポーターから最も支持されていたのが緑の腕章を左手に巻いたミチェル:Míchel【1975年10月30日生】。
マドリッドで生まれ育ちユースから引退まで選手生活のをその大半をバジェカーノで過ごすと、引退後もアカデミー責任者からトップチーム監督へ。そのミチェルは今、最もカタランから愛されるガトになったのは一昨年。(※スペイン語の猫:GATOはマドリード人の愛称)。
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