Foot ball Drunker 〔34〕visiting 『Celtic Park』グラスゴー / スコットランド

スタジアム外壁部でも見られる創始者の修道士ウォルフレッド:Brother Walfrid【1840年5月18日–1915年4月17日】の慈善精神が今も同クラブには継承されている。

バルセロナ戦のハイライトは試合後、ブレンダン·ロジャース:Brendan Rodgers【1973年1月26日】がリヴァプール時代に寵愛した愛弟子ルイス·スアレスと抱擁を交わすシーン。


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パンフ頁をめくると、過去のセルティック対スペインクラブの対戦成績一覧。左頁の黄色いウェアは2008-09シーズン。中村俊輔:Shunsuke Nakamura【1978年6月24日生】 も出場したヴィジャレアル戦。それにしてもセルティックとスペイン勢の対戦やけに多くないかと調べたところ、このバルサ戦以降、翌17‐18はなし。2019年はヨーロッパリーグで2月15日にヴァレンシアFCとホームで対戦。コロナ禍の19-20もおやすみ。2021年にヨーロッパリーググループGでレアル・ベティスと対戦以来三年連続となる今季のアトレティコ戦。


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抽選の結果とはいえ、これだけスペイン各都市に散らばるとグラスゴーから遠征するサポーター達は嘸や楽しかろうと羨ましいが。かさむ旅費と寂しくなる懐を気にかけるべきか。

日本人として初めてUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに駒を進めた中村俊輔がベスト8の座を賭けて、欧州屈指の強豪ACミランと対戦した。グラスゴーを0-0で絶えて、ミラノでの大一番は2007年3月7日。


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ミラノでの一期一会 心が触れ合うフットボールの旅路

写真のファミリー。その後ろに見えるのはミラノ・チェントラーレ。撮影したのは前日6日だったろうか。3月なのに半袖姿とは、いかにもグラスゴーの人。この少年も、今では見上げる程身長が伸びた成人になっているはず。

四年前からセルティック財団のコミュニティコーチを務めるジョー·マーンズ:Joe Mearns氏。彼は生まれた時から腕と脊椎の脊柱側弯症がない状態で日常を過ごし、現在は子供や障がい者の指導に尽力する。
2017年にこの動画を初めて見て感銘を受ける。彼の存在を知っていればグラスゴー訪問時お目にかかりたかった。


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この夏セルティック戦、日産スタジアムはワーストの2万263人の公式入場者数。筆者が最後に訪問したのは2009年6月10日、FIFAワールド杯アジア最終予選、日本対カタール戦なロシアからの留学生女三人を招待した時か。左端のカーチャは、今ミラノ近郊で子育てに奮闘しているから、風が吹くまま気の向くまま旅をしていれば、再会できる日が来るかもしれない。

もしマーンズ氏が来日して、リフティングを披露し肉声が聞けるのであればチケットを購入した。アイルランドの貧困層を救済する為に創立されたのは1887年。このクラブの歴史とポリシー、そして携わる人々の心に触れれば、同胞として緑白横縞ウェア姿の日本人達を誇らしく思えるに違いない。[第35話了]