Foot ball Drunker 〔96〕visiting 『 Campo de Fútbol de Vallecas 』マドリッド/ スペイン

コスタコーヒーで気になるのは創業者名

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昨年欧州No.1カフェブランドの『コスタコーヒー』が渋谷·大手町·銀座で開店。イタリア·パルマから移ったコスタ兄弟が1971年
創業した地は英国ロンドン。空港でもよく見掛け結構利用もしている。珈琲豆の生産国一位、不動のブラジルは消費国でも2位にランクイン。No.1はアメリカ。三位は欧州ではトップとなるドイツ。確かに朝駅のホームでカップを手にする機会も多い。そして四位にアジアの珈琲党、我が国が続く。ヴィクトリア駅からテート·ブリテンに向かう際に通ったヴォクスホール·ブリッジロード:Vauxhall Bridge Roadにコスタ1号店を開いた。

こんな事が気になるのは自分だけかもしれないが、セルジオとブルーノの兄弟と日本のメディアに紹介されるのは英国の企業だからなのか。彼らがポルトガル人ならセルジオ:Sergio Costa【1949年4月23日生–2022年3月24日没】で納得できるがイタリア人ならセルジョが正しい。アルゼンチンを含めたスペイン語圏からは多くのセルヒオがフットボーラーとして栄光を手にしている。
筆者世代ならばコスタと聞けばルイ·コスタ:Rui Manuel Costa:【1972年3月29日生】。今やSLベンフィカの会長になってしまっている。


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フランコ没後のスペイン、モビーダ·マドリレーニャが国全体へと拡がったのは80年代。経済成長とこの革命的な文化運動、新たな価値観を掲げる若者たちのエネルヒーアで、マドリッドは眠らない街へと大きく変貌を遂げた。

この頃、薬物の氾濫で著しく治安が悪化したのが南東部に位置するヴァジェカス地区。2009年のこのヴァジェカス地区を訪問した際、道端を歩いていても度々マリファナの臭いが鼻についた。現在でもスペインではマリファナを厳重に取り締まる気配はない様子。合法化という表現は不適切だが、個人的な使用目的での栽培ならば御咎めなし。公共の場で吸った場合に限り罰金の対象。

第96話はマドリードのカンポ·デ·フットボル·デ·ヴァジェカス。カバー写真のマフラーも2009年オフィシャルショップで購入したもの。当時新スタジアム構想を発表したはずが、五年前の訪問時と変らぬたたずまいに懐かさが込み上げる。

スタジアム名でもあったテレサ·リヴェロ会長の名前が抜け落ちて空白に。オフィシャルスポンサーがフランスのパトリックから自国のケルメと、変わっていない所がなくもない。
スペイン初の女性クラブオーナーは2011年に役職を退いていた。


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Portazgo駅から地下鉄に乗ると正面の男性の胸に見慣れたエンブレム。明らかにファン·サポーターの類いとは異なるたたずまい。リュックから前週のポルトガルでのプレスカードを出して取材の旅で来ていると説明すると、自分はポルトガル人でコーチをしていると返答。筋肉系の医学専門書を読んでいたから、ユースかアカデミーでフィジカルの指導をされているのかもしれない。


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僅かな時間立ち話ならぬ座り話でレンズを向ける事にも快諾をいただく。 「ヴァジェカスのスタジアムは初めて?」と聞かれたので以前テレサ·リヴェロでジエゴ(ダ·シウヴァ)コスタ:Diego Costa【1988年10月7日生】を見ていると答えた。