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【書評】伊坂幸太郎『PK』

このようにプレーを文字で追っていく。
むろんこれは作家としての実力なのだが、一方で『PK』というモチーフは決断と勇気の象徴として描かれている。
自分の現状に満足できないなら、何かを変えなければならない。
しかしそれはともすれば、自己否定とつながってしまうおそれがある。
しかしその恐怖すらも乗り越えること、それが「勇気」だ。