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FC東京、悲願の優勝へ着々と戦力拡張中。武藤が浴びている今が最大の好機か?

 FC東京は、悲願のJ1優勝に向けて、本気で取り組んでいるようだ。

 先だってはセレッソ大阪のDF、山下達也の獲得には失敗したものの、上昇志向の高かったJ2のコンサドーレ札幌のU−21代表DF奈良竜樹の獲得に成功し、森重の相棒候補を確保した上に最終ラインの層を厚くすることを果たした。

 さらに、ACLに出場する為に選手層を厚くしたい浦和の高橋秀人獲りの阻止に成功、守備に穴を開けることなくチーム力の向上に成功している。

 特にDFの奈良の加入は大きいだろう。読みの鋭さでボールを奪い、守備のサポートもこなせるスイーパータイプの選手なだけに、森重のサポート役としては最高の相手だといえるだろう。

 攻撃面では昨シーズンにチームの攻撃の核となったブラジル人FWエドゥーの残留と、日本代表に抜擢されて一気に全国区にその名を轟かせた武藤の残留に成功した。

 更には、その攻撃力を高めるべくJ2のジュビロ磐田の顔というべき元日本代表ストライカーの前田遼一の獲得に成功している。空中戦の強さや周囲を生かすボール扱いの上手さは未だ一級品であり、J1でも充分に通用するだろう。

 しかし、ジュビロは年俸を下げた上での単年延長という今までの貢献に対して敬意に欠ける交渉で彼を失ったというのは大きな痛手となりそうだ。

 もっとも、FC東京としてはタイプは違えど、彼の持つ経験は武藤の教育役として打ってつけの存在であると言えるだけに、6000万前後と言われている年俸に似合うだけの価値はあったと言えるだろう。

 攻守に少しずつ戦力を整えていっているFC東京。武藤を保持していられる間に、悲願の優勝を果たすことは出来るのだろうか?