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リオ五輪世代の逆襲~SB&ボランチ編~

前回はGKとCBについて書かせていただいたが、今回は同じ内容でSBとボランチに焦点を当てていきたい。

SB~不要の可能性も?~

 リオ世代のSBは左には柏の山中、右には新潟の松原健が起用されていた。ただ、どちらも今シーズンは満足のいくシーズンを送ることができなかった。山中は所属クラブの柏で思うように試合に出場することができない日々が続き、松原も4月に手術をして、実戦復帰したのは10月であった。その間もこのポジションで目立った活躍をした選手は現れなかった。新潟の川口や、FC東京の室屋、ガンバの内田と可能性を感じる選手はいるが、どの選手もインパクトを残せていないのが現状である。

 ロンドン世代では右に酒井宏樹、左には左右どちらもできる選手として徳永がオーバーエイジで起用された。現在ブンデスリーガで活躍する酒井高徳が控えに回るなどバックアップのメンバーも踏まえ充分な戦力で戦っていた。そんなロンドン世代と比べるとリオ世代のSBは小粒感が否めない。以前の記事にも書かせていただいたが、リオ世代はCBの人材は多くいる。そのことを考慮して3バックシステムで臨む可能性も出てきた。

 実際、手倉森監督も3バックシステムを起用したこともある監督だ。そんな中で求められる戦力としては純粋なSBよりもサイドを何度も上下運動できる運動量をもつWBのような選手である。この中では山中が一番近い存在だろう。果たして本大会でSBの座にいるのはリオ世代メンバーかオーバーエイジか、はたまたSBを削るのか?非常に楽しみなところである。

ボランチ~遠藤航は盤石か?~