フィオレンティーナから2300万ポンドもの移籍金でマンチェスター・シティに迎え入れられたものの、出場機会を余り与えられていないヨヴェティッチ。
ついにはチャンピオンズリーグの最終登録からも外されてしまい、公然とペジェグリーニ監督に批判コメントを出した彼であるが、再びイタリアの地へ帰ることを企図しているようだ。
もっとも、古巣であるフィオレンティーナではなく、インテルになる模様だ。
彼を巡ってインテルとユヴェントスが獲得合戦をしていたようだが、指揮官であるロベルト・マンチーニが非常にその才能をかっており、積極的にアプローチを続けていたようで、その熱意に心を揺り動かされたようだ。
既にチームと選手との間では合意に達しているという報道も出ており、インテル側は選手の保有権を持っているマンチェスター・シティと交渉に取り掛かるようだ。
インテルはこの冬にアーセナルからポドルスキー、バイエルンからシャキリと攻撃陣の補強を行ったものの、ポドルスキーがチームにフィットしておらず、レンタルバックは必至の状況である。
彼の後釜としてヨヴェティッチを獲得しようという腹なのだろうが、ネックになりそうなのは移籍金と年俸を支払うことが出来るのか、になりそうだ。
イカルディやコバチッチといった若手の有望株を売却して資金を捻出するのか、はたまたトヒル会長がポケットマネーを投入するのか。
どちらにしても、彼の獲得に成功すれば前目の層はだいぶ厚くなる。
怪我を負っていたサイドバック陣が復帰すればEL圏は充分に狙えるだけに、動向が注目される。