何処まで上がるのか ドイツCO2税
あの日あの時は◼️2022年4月22日オ-ストリア・ブンデスリーガ第28節LASSKリンツ対SCRアルタッハ。前半37分相手センターバックに一発レッドが出され数的有利を得たリンツ。すると五分後フィリポヴィッチがPKを獲得。現在も主将を務めるサシャ・ホルヴァート:Sascha Horvath【1996年8月22日生】がきっちり決める。その一分後には中村が左足で決めて優位に試合を進めると、アディショナルタイムに一点を返されたものの2-1の勝利。この日ヴァルトシュタディオン集客数は五千人程度。
◇◇◇◇◇
◆◆◆◆◆
上の写真は一年後の’23年のグラ-ツで撮影。オ-ストリア・ブンデスリーガはこの日が最終戦。既にチ-ムを離れることが決定しており発表されたスタメンにヤーパンの若者の名前はない。ウォーミングアップ後「今日は出番ありそうですか?」と声をかけると「どうですかねえ」と笑顔でハイタッチ。先に書いたとおり今季国内三連覇を逃したグラ-ツは、四年前も二位でカップ戦は優勝。一方リンツも三位だから良い勝負を期待したが前半で二点のビハインド。スコア以上に差がある内容。後半17分二枚替えで中村は左ハ-フのポジションに入るがボ-ルに触れない。三十分近くレンズを向けたがドリブルもシュ-トシ-ンも収めることできないまま終了のホイッスルを聞く。その後チ-ムメートとの記念撮影を何枚か撮らせてもらった。
配色濃厚でリンツの選手から覇気が感じられない。タイトルが懸かっている試合でもない。その中で、ストッキングに穴を空け、ふくらはぎを剥き出しにして一人必死にボ-ルを奪おうとする。その諦めない姿をフレ-ムに収め「この子の将来が楽しみだ」と心の中で呟いた。「この子」とは成人したプロフットボーラ-に対して失礼なのだが、中村選手はうちの息子と同年同月生まれ。同じく千葉県出身なので、全日本少年サッカー大会千葉県大会の開会式が行われた千葉ポートパーク円形広場には、彼の姿もあったのだろう。ちなみに筆者も指導者として息子のチ-ムを引率していた。
◇◇◇◇◇

◆◆◆◆◆
トゥヴェンテ、シント=トロイデンでは結果を出せず、2021年2月にリンツと提携するFCジュニアーズOÖで二部でプレー。拾ってくれるクラブはここしかない。歯を食い縛ってリンツへの完全移籍を勝ち取った。オランダ戦で見せた中村と堂安の守備での頑張りに不覚にも涙腺が緩んだ。
「あいつは俺たちのクラブで開花したんだ。」最後の写真はグラ-ツで見掛けたリンツのサポーター達。彼らもオランダ戦のゴ-ルを喜んでくれていると思いたい。〖 〗
◆◆◆◆◆
◆◆◆◆
◼️写真/テキスト:横澤悦孝 ◼️モデル:佐渡悠希