181〗Papara Park /トラブゾン

日本のエース投入も時すでに遅し 黒海の嵐が見せたホームでの強さ

◇◇◇◇◇

あの日あの時は■2022年10月13日UEFAヨーロッパリーググループH第四節トラブゾンスポル対ASモナコ。
前半はスコアレスと思われた終了間際やや幸運なオウンゴールで先制したのはホームチーム。後半開始三分にコーナーキックのチャンス。途中出場のブラジル人センターバック ヴィトル·ウーゴ:Vitor Hugo【1991年5月20日生】がヘディングで決める。更に北マケドニア代表のエニス·バルディ:Enis Bardhi【1995年7月2日生が直接フリーキックで三点目。セットプレーの好機を確実にものにされてから二枚替えで南野拓実【1995年1月16日生】を投入しても焼け石に水。終わってみれば4-0のスコアで前節の借りを返した試合。
◇◇◇◇◇


◆◆◆◆◆

アルバニア人の両親のもと、マケドニア(現北マケドニア)のスコピエで生まれたバルディ。2013年にブレンビーIFのユースに加入。同年11月隣国のKSFプレスパ·ビルリクとプロ契約を結んだ北欧育ち。2014年にハンガリーのネムゼティ·バイノクシャーグIのウーイペシュトFCまでは欧州の裏街道を歩んでいものの’17年のレバンテ移籍で無名のアタッキングミッドフィルダーが一躍脚光を浴びる。ヴィジャレアル戦は開幕スタメンで勝利に貢献。ホーム初戦デポルティボ·ラ·コーニャ戦では0-2から反撃の狼煙を上げる直接フリーキックで勝ち点一を獲得。三節レアルマドリー戦をベンチ(結果は引き分け)で一休みするとヴァレンシア戦では同点弾を、レアルソシエダ戦でも再びフリーキックを突き刺し昇格クラブが二勝無敗三分と予想を良い意味で裏切る好スタート。その技量がスペインでも充分通用するレベルにある事を証明した。このシーズンがトルコ初年度ながらモナコ相手でも萎縮もなければ気負うこともない。
三十一歳となる今季もトルコ七番目の都市コンヤスポルでプレー。先月のスイス代表戦でも敗れたチームの中にあって随所に存在感は発揮していた。
◇◇◇◇◇