no-image

日本対ベネズエラ 積み上げられた収穫〜武藤、柴崎を主力に!

 ウルグアイ戦と合わせた2試合で確実に積み上げられた要素が見られた中で、今後の主力になるべき2人が代表初ゴールを記録する後に記憶に残りそうなゲーム。勝てなかった事だけが残念でした。

【マッチレポート】ウルグアイ戦から宣言通りに5人の先発メンバー変更!期待の鹿島MF柴崎が代表初キャップ&初先発

 
 注目を浴びたハビエル・アギーレ新監督就任後初の日本代表戦となったウルグアイ戦は正直に言って、結果以上に内容的完敗でした。もちろん、ブラジルW杯惨敗と新監督就任を経て始まった新たな日本代表としての初陣であり、まだまだ時間が足りないのは承知してはいますが、それを踏まえても釈然としない中途半端な戦いぶり。対戦相手のウルグアイが現在FIFAランク6位の現・南米王者であり、同じ体制下で長年積み上げられたチームの完成度にも違いがあったものの、堅守速攻からの鋭いカウンターを武器にするチームにポゼッションでも主導権を握られるような戦いでは・・・勝機は微塵も感じられませんでした。
 ただし、そのウルグアイ戦ではW杯メンバー7人を先発させた上で、今回初めて代表選出されたDF坂井、FW皆川というそれぞれ日本代表選出時には今季のJリーグで4試合(先発4)と7試合(先発1)に出場したのみであった2人を先発に抜擢させ、後半にも代表デビューとなった武藤、森岡が好プレーを見せ、中盤の底にはDFの森重が起用されて無難にこなすなど、”アギーレ色”も出ていたので、そこからの積み上げが期待されました。
 この日の気になる先発メンバーには中盤の柴崎が代表デビュー戦となり、他にもCB水本、右SBには酒井高徳、最前線に大迫、左サイドに柿谷が起用され、ウルグアイ戦からは5人の変更。「2試合で全員をプレーさせたい」と言っていたアギーレ監督の言葉通りの起用となったようで、その中でも”3人のリーダー”と言われる川島、吉田、キャプテンマークの本田は連続フル出場となりました。
 ベネズエラは近年欧州でプレーする選手が増えて悲願のW杯初出場が期待されながらも、ブラジルW杯の南米予選6位(4位までが本大会出場権、5位が大陸間プレーオフ)に終了。悲願のW杯初出場は僅かの差で果たせなかったものの、コパ・アメリカでは躍進し始めており、南米で唯一W杯出場経験のない”最弱国”のイメージは刷新中。国内リーグでタイトルを総なめにしてきた母国人のノエル・サンビセンテ氏を新監督に据えて4年後のロシアW杯を目指す上で、世代交代も施しながらのメンバー構成で、先日は韓国に1-3と逆転負けを喫して日本戦を迎えています。