先発出場
| 選手 | 
採点 | 
一言 | 
| GK東口順昭 | 
6.5 | 
この試合でJ2にはない”個”を見せたのは”最強2トップ”でもあったが、1番は彼だったのではないか? | 
| DFオ・ジェソク | 
5.5 | 
やはり終盤戦に入って不安定なプレーが続き、この日も自サイドから突破を許して危ない場面を作られたが、いつでも両サイドをスムーズにこなせた彼は起用法の面でも3冠に大きく貢献。 | 
| DF丹羽大輝 | 
5.5 | 
ラインを下げ過ぎると彼の良さは出ない。というより、個の弱さを露呈するだけに、ACLではラインを下げずに対応すべき。とはいえ、GK以外では唯一の公式戦19試合連続出場。昨季に続き、やはり”真のDFリーダー”である事を証明した彼は、全コンペティション(大会)で休まず出続けた”真の3冠王者”にもなった。 | 
| DF岩下敬輔(77分まで出場) | 
6.0 | 
負傷交代するまで、いつも以上にインターセプトを狙う意識も高く、ナビスコ決勝でのミスを挽回したい強い思いを見せ続けた。宇佐美もそうだけど、彼も「なぜか代表に呼ばれない選手」である。 | 
| DF藤春廣輝 | 
6.0 | 
米倉の負傷や出場停止で終盤戦になって出番が増え、十分に3冠に貢献したと言える。この日もマッチアップする絶好調の山田に対して競り勝ち続けた。 | 
| MF遠藤保仁 | 
6.5 | 
カウンター狙いが露骨で、決定打を打ち込めない中での3点目に至った配球の妙に、この人がなぜ日本代表でも重宝され続けるのか?その要素が詰まっている。全盛期の明神のようなプレーもする彼には、代表でもアンカー起用を観てみたい。 | 
| MF今野泰幸 | 
6.5 | 
意外とフィジカルコンタクトが弱い印象だった山形相手に、強靭な身体能力と本能で、ボールを”狩り”続けた。 | 
| MF倉田秋 | 
6.0 | 
得点場面に絡むも、プレスバックでは阿部には叶わないか?ジェソクをサポートしきれず。リンスと佐藤が退団ならFW起用になるか?というより宇佐美との”ダブルゼロトップ”を観たい!! | 
| MF大森晃太郎(87分まで出場) | 
6.5 | 
ゲスト解説のサガン鳥栖FW豊田陽平が語る通り、ガンバの分析で警戒される選手にまで成長。宇佐美のガンバ復帰でサッカー人生が劇的に変化した彼は、この日も攻守に闘争心溢れるプレーで勝利に貢献。 | 
| FW宇佐美貴史 | 
7.5 | 
見事な2ゴール。後半になって矢のような球筋の速い弾道のロングスルーパスを何本もパトリックに通したが、ワンパターンすぎる。最後に自ら決めた事と、先制点のこぼれ球への電光石火の反応に成長の跡が見えたが、後半の展開ではパトリック役を務められるぐらいになって欲しい。または遠藤のように変化をつけて確実に追加点を奪う選択肢が欲しい。 | 
| FWパトリック(93分まで出場) | 
6.5 | 
J2には規格外の外国籍FWが違いを作った。後半も彼1人に合わせたカウンター狙いが効果的だったが、「彼に大金出しても残留させるべき」との声は、「彼がいないと何もできない」の裏返しの表現なので、敢えて言わない。それにしても、なぜあのゴールは綺麗に右足で決められたのか?とりあえず、解説の福西さんの「シュート上手いですしね」の表現に彼のシュート力は当てはまらないとは思うほど、この日の後半も決定機を外し続けた。 |