no-image

ガンバに必要だったのは”スペシャリスト”か”多様性”か!?

絶滅を防ぐためのスピッツベルゲン島

 皆様は北極圏にあるスピッツビルゲン島をご存じでしょうか?ここの地下には300万種を越える穀物の種子が彫像されています。穀物の遺伝子を彫像しておくことで、ある穀物の1つの品種が絶滅したとしても、同じ穀物の違う品種(遺伝子)を使う事で世界的なダメージを負わないようにするために貯蔵されているのです。
 僕は学生時代にアイルランドの勉強をしていたので、アイルランドを例にして説明させていただきますが、19世紀のアイルランドにおいて国内唯一無二の産物であるとも言えるジャガイモが流行性の病気で絶滅し、大規模な飢饉が起きました。当時のアイルランド産ジャガイモは1つの品種で占められていたので、その品種にとって抵抗力を持たない病原菌が出現した事により、必然的に大飢饉を引き起こしたのです。このような事態が起こった場合、他の品種で補えるようにするためにスピッツビルゲン島にはあらゆる穀物の品種が貯蔵されているのです。