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ペナルティーエリアの攻防

何が違うのか?

その前に言いたいことがある。
この試合、格下にもかかわらず、90分あるいは120分で決着がつかなかったことを問題視する意見が多いこと。その原因として特定のメンバーの固定にこだわったこと。
その他にあるいは枠内シュートが以上に少なかったこと。
豊田の投入の意味を選手が理解できなかったこと。

その他の意見も含めてほとんど異論はない。
しかしこのPK戦自体に着目した意見はあまり聞こえてこない。
たしかにPK戦はくじ引きみたいなものだということがよく聞かれる。
つまりそれは選手の実力の反映ではないないということなのだが、
はたして本当にそうだろうか?
またそういうことで試合の勝敗に直結するこのシステムを
そのように安易に真面目な議論の対象として扱わないのは
サッカーを論じる上で正当な行為なのだろうか?

いまサッカーの世界ではGKの役割も含めて、
ボックス付近でのプレーの質が問われている。
攻める方は最終的な詰め、守る方は最後の砦。
どちらにも求められるのは冷静さと確実性。
そして決定力とはこの範疇に入る話にほかならない。

本田と香川が外したこと。
とくに香川が6番目に蹴ったこと。
このことがとてつもなく今の日本代表の問題の本質が潜んでいる。