湘南は昨シーズンの得点王であったウェリントンを、金銭面での問題で放出せざるを得なかった、
今シーズンJ1に昇格してきた湘南は、昨シーズン、ルーマニアリーグのクルージュに所属していたポルトガル人ストライカー、ギマを獲得することでその穴を埋めようとしていたが、契約前のメディカルチェックで右ひざの軟骨に損傷が発覚、契約は流れてしまうこととなった。
東欧圏からの新外国人獲得、しかもポルトガル人選手ということで注目していただけに、この結果は非常に悲しいものであるが、それ以上にチームとして痛いだろう。
昨シーズン20得点していたウェリントンはチームを去り、その後釜として期待していた選手がこうなっては、すぐに代役を探すというわけにもいかない。
チームは予定通り、トルコ合宿へと出発しており、キャンプ地で現在フリーの選手等を中心に新外国席選手を探す心積もりのようだ。
この時期のトルコは既にスーパーリーグが再開しており、トップコンディションのチームとの練習試合も経験できるというのは大きそうだ。
また、現在フリーの選手も欧州には多いことから、穴を埋める選手は意外にすぐ見つかるだろう、という考えもあるのではないだろうか?
しかし、見つからなかった場合、かなり厳しい戦いを強いられるのは間違いないだろう。
チーム全体が連動して戦う戦術
に大きな齟齬はないだろう。しかし、フィニッシャーの不在という大きな問題が立ちはだかってしまう。
その辺りをどのように料理してくるのか、チョウ監督の手腕に注目したい。