第一話はベルギーのオースト=フランデレン州デンデルレーウにあるデンデル·フットボール·コンプレックス。1997年に完成した当時はクラブ創設者の名前を冠していたスタディオン。今でこそ日本人が増えDAZNでライブ中継を視聴できるベルギー·ジュピラー·プロリーグ。「ベルギーはオランダやポルトガルよりも格下で興味の薄いリーグ」との認識をあらため、レベルが上がると予感したのは2012-13シーズン。雑誌の表紙には、前年まで26番を背負っていたデニス·プラート:Dennis Praet【1994年5月14日生】がエースナンバー10を託され誌面の表紙にも。マッシモ·ブルーノ:Massimo Bruno【1993年9月17日】も45番から17番と軽くなっており、多民族リーグの中にもキラリと光る若手がアンデルレヒトで台頭してきたのがこの頃。
デンデルレーウは何処にあるのか
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二部の結果にまで目を配りいっぱしのベルギー通のつもりでいたが、一昨年ガンバ大阪の日本代表·谷 晃生:Kosei Tani 【2000年11月22日】の移籍報道で初めて知ったのがFCVデンデルEHの存在。なんとブリュッセル近郊に自分の知らないクラブがあるとは。ちなみに2012年はダルデ·クラッセ(三部)に降格していたのがこのクラブ。

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訪問したのは昨秋。早朝ブリュッセル中央駅発の列車を20分で下車。まずは珈琲を口に含みたいがスタディオンのある南側は駐車場以外何も見当たらない。北側スタッションス広場に向かい「アメリカーノ」を注文。隣の席に座る老紳士と目が合ったので口角を上げる。途中眺めた通路壁面には地元出身の著名人の写真が並んでおり、その中の一枚にボールを手にした女性を発見する。