チーム全体の総走行距離、実に120キロメートル超。普通のサッカーの試合では早々見ない数字である。これはチーム全体がピッチを走り回らなければ叩き出せる数値ではない。90分間、ピッチを走り回り、スペースを消し、パスを出させずにミスを誘発する。久々にチーム全体が『プレッシング・マシーン』と化したドルトムントを見た気がする。
クロップのチャンピオンズリーグ挑戦1年目は全試合でプレスをかけようとして失敗した。
2年目はセンター付近での奪取からのハーフカウンター、そして三年目は選手に叩き込んだ戦術を自在に操り、相手により使い分けることで乗り切ろうとしている。そんなように思える。