話をフェレンツヴァロシュ戦に戻す。前半一点差に追い上げたアウェーチ-ム。後半は両軍無得点でホンヴェドが勝利をもぎ取るのだが注目はベンチ-ク。結局大混戦を制し二十四年ぶりの国内王者に輝いたのは堅守速攻の赤黒縦縞の軍団。イタリア人監督は翌年代表チ-ムを任される。
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ブダペストの皐月晴れ 乙女たちに過酷な真っ昼間のキックオフ
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5月14日、とても春とは思えない陽気のボジク·ヨージェフ·スタディオンのサブグラウンドを取材。もちろん四月初旬から六月初旬までブダペストに滞在していたわけではない。欧州を飛び回って約一ヶ月ぶりのブダペスト。女子一部リーグの試合はまっ昼間の開催。焼き付くような陽射しを浴びるブチミラー·アドリエヌ·エヴァ:Buchmüller Adrienn Éva【2000年11月20日生】。
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その華奢な肢体はフットボールよりクラシックバレエでも踊ったほうが似合うだろうし厳しい表情にもあどけなさが残る。右膝の赤いテーピングが痛々しい。おらが息子と同年齢のJKに対しては完全に父親目線でシャッターをきっていた。接触プレーで頭部と顔面をおさえ一度はピッチに戻ったものの結局73分に途中交代したから心配で、その後の試合の記憶がない。
2015-16シーズン、ホンヴェドに移籍するとU-15と飛び級でU-17も掛け持ち。そして昨季はU-18を主戦場にトップチームでも七試合ほど経験を積んでおりその中の一試合。驚くべきはU18で出場した19試合で32ゴールの数字。この十六歳の少女を同年代では手(足)に負えなかったことを証明している。
ハンガリーの女子選手にはデ·····結構脹よかな体型の方が多く、エヴァとではミドル級とバンタム級くらいの開きがある。体格/フィジガルであまりに差がある大人たちとのプレーが成長を促す反面、危険も伴うことを痛感させられた。あれから十年、二十五歳のエヴァ選手はハンガリーの女子1部リーグのウーイペシュトFCから三月にタレンツFCに移籍したらしい。
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試合後、憔悴しきった選手たちは控え室に戻る前から脱衣して色とりどりのスポーツブラ一枚に。この写真はエロおやじがエロおやじを喜ばせる為に撮ったわけではない。十年前なので正確な数字は定かではないが、この日は五月としては記録的な暑さ、個人的な体感では七月の東京なみの直射日光。身体がなれていないから選手達が、相当きつかったのも頷ける。この日リストフィレンツェ空港に初めて降り立った旅行者ならば「ガイドブックと全然違う!」と嘆いただろう。ちなみにFIFAが酷暑対策としてクーリングブレイクを設けるようになったのは2014年のブラジル大会から。
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