基本技術
上記にも記載しているが遠藤保仁は非常に技術力の高い選手である。特に本人もこだわりがあると述べているが、【止めて、蹴る】という技術に関しては今でも日本トップだろう。さらにはこの技術を駆使したパスは36歳になった今でも衰えることはない。中盤で散らすパスや楔のパス、決定的なラストパスとどれも錆びることはない。
もともと、名門鹿児島実業で育ったということもあり、基本技術はしっかりしていただろうが、若い時の彼の持ち味はそこではなかった。では彼がこの技術を磨いたのはいつだろうか?それは彼が1試合も出場できずに終わったドイツW杯以降であろう。ドイツW杯以降世界のサッカーはスペインやバルセロナを筆頭にパスサッカーへと切り替わっていく。そのタイミングで遠藤保仁のプレースタイルも変わっていった。彼がこだわりを持つ【止めて、蹴る】という技術に磨きをかけていったのもちょうどこの時期であろう。いち早く世界のトレンドに合った技術を身につけた遠藤がその後の代表の中心となることは明白であった。