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FA杯2連覇を狙うアーセナル~成熟したコクランに注目【マッチプレビュー】

「王者の貫録」感じさせたアーセナルが2連覇達成!大会最多12度目の制覇!

【FAカップ決勝】
アーセナル4-0アストンヴィラ
【得点者】
<アーセナル>ウォルコット(40分)、サンチェス(50分)、メルテザッカー(62分)、ジルー(93分)

2連覇を狙うアーセナル シャーウッド効果で蘇ったヴィラ

 FIFAの不祥事で揺れるサッカー界。ゼップ・ブラッター会長がFIFA会長選挙で5選を果たした喧騒の中、土曜日の夜にはスペインやイングランド、ドイツ、フランスなど欧州各国の国内カップ戦ファイナルが行われました。イングランドでもFAカップ決勝が行われました。

 今季の決勝の対戦カードは昨年の同大会で9年ぶりの主要タイトルを獲得し、8年間の無冠時代に終止符を打ったアーセナル。対するは今季も含めて近年はプレミアリーグの残留争いの常連となっているアストンヴィラの対戦。決勝はロンドンのウェンブリースタジアムで行われました。

 プレミアリーグで17位に終わったアストンヴィラは2月中旬に2年半指揮していたポール・ランバート監督を解任。リーグ24戦を消化して5勝7分12敗という成績以上に24試合で僅か12得点しか記録していなかった得点力の乏しさが大きな理由でした。

 後任に就いたのは昨季後半戦でトッテナム・ホットスパーを指揮したティム・シャーウッド監督。もともとチームにはベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケやガブリエル・アグボンラホールという抜群のフィジカルの強さやスピードを持ち、個で打開できるFWが揃っていました。そこで、シャーウッド監督には昨季もトッテナムで出番のなかったトーゴ代表FWエマニュエル・アデバイヨルを再生したようなアプローチが期待されました。具体的には緻密な戦術よりもシンプルにFWにボールを入れる事で縦への推進力を出し、スピード感溢れるチームに変貌。特にベンテケはシャーウッド就任後だけで出場14戦11得点(それまで僅か2得点)を記録して完全復活。チームとしても意気消沈していたムードが監督交代後3戦目の初勝利から10戦で5勝してプレミアリーグ残留を勝ち取りました。

 監督交代直前には6試合連続無得点など難しい状況にありながら、燻っていたFW陣の再生によってプレミア残留と並行して、FAカップでも決勝まで勝ち上がって来た功績はまさに「シャーウッド効果」と言えます。クジ運が良かったとはいえ、準決勝では名門・リヴァプールを破って、今季限りで退団するスティーブン・ジェラードの誕生日に行われるFAカップ決勝を「ジェラード・ファイナル」というサッカーファンが期待するストーリーを“台無し”にした実力は強豪アーセナルも危険に感じる事でしょう。

 プレミアリーグを3位フィニッシュし、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したアーセナルは終盤の8連勝を機にメンバーを固定しており、アーセン・ヴェンゲル監督就任後19年目で最長の6試合連続で全く同じ11人の先発メンバーを起用していました。しかし、最終節の勝利以前の3試合で未勝利となったり、その最終節でセオ・ウォルコットがハットトリックを記録するなど復帰組が活躍した事による4試合ぶりの勝利を挙げた事もあって、FAカップ決勝のピッチに立つメンバーは相手からすると予測しずらいという嬉しい悩みになっています。

ウォルコット抜擢が大成功 「王者の風格」漂う試合運び

About the Author:

hirobrown
創設当初からのJリ−グファンで各種媒体に寄稿する副業サッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。 サッカー歴:中学・高校時代にサッカー部に所属。 中学時は大阪市トレセンに選出される。 その後は競技者としてのサッカーから離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。

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