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シャビを巡るポーカー。FC東京の本気度は?

 日本でのFC東京のバルセロナのシャビ獲り報道は、欧州でも少しずつではあるが注目されつつある。

 というのも、レアルからバイエルンに移籍したシャビ・アロンソが見事に復活を果たし、今でも充分に一線級の実力に錆はついていないことを証明してみせたからだ。

 彼はまだ隠居をするような年齢ではない。シャビ・アロンソのように、まだまだトップリーグで通用するはずなのだから、日本でプレイをするという選択は早すぎる、という意見から、クリエイティブなプレイは日本でも充分に通用するはずであり、セミ・リタイアで破格の契約を提示されているなら挑戦するのも悪くないのではないか、という意見まで賛否両論入り乱れている。

 ただ、FC東京の場合、今までも大物選手獲得の噂は過去にも多く流れているものの、多くは飛ばし記事であった。

 もちろん、筆者も本当かもしれない、心躍らせたこともあった。

 デルピエロ、ラウール、ネドベド……枚挙に暇がない。

 しかし、冷静になって考えてみればシャビが日本に来る可能性は万に一つも無いだろう。仮に海外へ行くとすれば可能性があるのはアメリカかインドだろう。

 そもそも、FC東京が彼一人に700万ユーロというサラリーを払えるはずも無い。

 仮にそれだけの資金力があったとしても、一人の超大物を獲得するよりも複数の良選手を獲得するほうがサッカーの場合はチーム力の強化に繋がるスポーツである。

 ただ、期間限定でももし可能ならば是非とも実現して欲しい。

 日本のスタイルには確実にフィットするだろう。

 そして彼のプレイは日本の子供達にも良い影響を与えてくれると思うからだ。
 夢で終わってほしくは無いものである。