ドイツ語を話せる子供のほうが少ないおそるべき現実
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さて、今春のウィーン市議会選では、与党の社会民主党の勝利。自由党も得票率は伸ばしたものの約半数程度。終戦から現在まで続く社民党の牙城は揺るがず。欧州全体を見渡しても屈指のインフラ機能を保持するトップクラスの国際都市。ホーエ·ヴァルテのあるデープリングからドナウ川を挟んで四キロ強離れた所に巨大なムスクを見掛けた。サウジアラビア国王の資金援助で七十年代に完成したイスラム教センターがあるのは葛飾区と友好関係にある21区にある。ウィーンで最大の課題は押し寄せる難民移民の子供達。既にイスラム系の生徒のほうがカトリック系生徒の数より多くなっている。先進国共通の難題少子化も影響しているのは言うまでもない。ドイツ語が読めない、話せない生徒が増えると学力の低下も著しい。移民が多い地域によってはドイツ語が理解できない子供対象の授業にせざるを得ない。その結果公立はあきらめて、私立に通わせるオーストリア人の家庭が増えているのが現状。
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思い出したのはフランスの挿絵画家J·J·グランヴィル:J.J.Grandville【1803年9月13日生-1847年3月17日没】の作品。犬の家族に住まいを貸した事で、気付いた時には乗っ取られていた大家を描いている。さて将来的には日本も欧州のように幾つかの小党、四党から五党くらいで連立内閣をやっていくのが良いと考えるのは今回躍進した参政党の神谷宗幣:Sohei Kamiya【1977年10月12日生】代表。
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やれ排外主義·差別主義だとオールドメディアは挙って同党を叩いているがインターネットが普及してした現代において情報は受動ではなく能動的に得て自ら精査するもの。同党の掲げる三つの重点政策の一つ目が子供達の教育人づくり。GDPの約14%を観光産業が占める観光立国の首都。歴史と音楽の文化遺産が溢れる裏側に一歩足を踏み入れると、その教育の根幹が揺らぐほどの外国人の移民問題との密接な関係が浮かび上がる。〚四十六話了〛
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル/村井ななか