セリエAはCL決勝まで進んだユベントスが主力選手3人の移籍による、戦力ダウンがささやかれ、一方でジェノヴァ勢やフィオレンティーナ、ラティオなどの勢いを感じつつ、全体的に混戦模様になると予想する人が多い。
ただしミラノ勢がここ数年低迷し、かつての栄光に影を落としている。
このことはクラブのファンだけでなくイタリアサッカー界においても深刻だ。
そうした中ミランは、切り札(?)として、ミハイロビッチを指揮官に任命した。
ミハイロビッチとミラン。
この関係がいまいちしっくりこない、というかイメージ出来ない。
方向性を共有している感じもしない。
オフの情報は伝わってくるけれども、やはり実際の試合を見なければ、何を目指しているのか分からない。
さらにそうした状況下、常に浮動していた本田。
プレシーズンの結果で先発は勝ち取ったものの、
それが最終判断なのかどうかもわからない。
そういう意味では、良くも悪くもミランの開幕を楽しみにしていた。