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ボスニア・ヘルツェゴビナの名将は日本代表監督に迎えるに値するか?

 アギーレ監督との電撃的な契約解除から、迷走している日本代表監督候補報道だが、その中でも大まかに3名にほぼ絞られたような形に収束しつつある。その中で目を引かれるのはハリルホジッチ氏である。

 前アルジェリア代表監督である同氏は、ブラジルワールドカップでアルジェリアをベスト16へと導いた名将である。

 大会前の下馬評を覆し、同国初のグループリーグ突破を成し遂げた同氏の特徴は、戦術的な柔軟性が高いことにある。

 そして、弱者を鍛え上げる手腕には定評がある。前回のブラジル大会でのアルジェリア代表も、5バックを布き、硬い守備からの速攻を軸にチームを作り上げているが、同様の戦術を強いていたコスタリカと違いラインを高めに設定し、攻撃時にはサイドバックも参加させるなど、非常に柔軟かつ攻撃的な戦術であった。

 前からのプレス、ダイレクトパス多用と現代サッカーとカテナチオの融合という風なチームは見ていて非常に面白く、かつ興味深いものだったのを覚えている。

 アルジェリア代表監督を辞任した後、トルコ、スーパーリーグのトラブゾンスポルと契約したものの、昨年11月に『両者合意の上』で契約を解除している為、違約金等の獲得の際に発生するものがないのも魅力だろう。現状の候補の中では1,2を争う好監督であると言える。

 ただ、問題点が無いわけではない。

 かなり頑固な性格であるようで、高確率で協会や選手と揉め事を起こしてしまうこと、フランス語圏以外の国での経験に乏しいことの二点だ。

 ただ、日本人は性格的に柔軟な部分も多いため、以前ほどぶつかるということは無さそうではあるし、ザッケローニのように国外での経験がなくてもフィットした事例もある。

 少なくとも、これらが逆風になることはあるまい。日本の気風にあいそうなサッカーを展開できると思えるだけに、今後の動向に注目していきたい。