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オリンピコの屈辱 ベップの教訓

ASローマには今までのカルチョとは違う風が吹いている、はずだった。

ファビオ・カペッロが監督を務めた00-01シーズン。
ローマはスクテッドを獲得した。
それがローマの最後の栄光だった。

その後資金的に厳しい状態が続いたローマは、
はっきり言ってしまえば、サッカー界においてさして重要なクラブでは無くなった。

それが皮肉にもカルチョ・スキャンダルで無傷でいることになる。
ユベントスをはじめとして主要クラブが降格や勝点剥奪など制裁を受けると、
ローマはその恩恵を受けることになり優勝争いに加わる
ただインテルにことごとく阻止された。

しかしそのミラノ勢が行き詰まり、トリノの雄ユベントスが新しいスタジアムと共にスキャンダルからの復活をとげるなか、資金的に完全に行き詰まったローマでは歴史的な出来事があった。

セリエA初の外国人オーナーの誕生。

それがイタリアの首都で生まれるとは皮肉なのか。
いや逆にロマニスタにとって、応援するクラブが消滅するよりもはるかにマシなことであった。
監督はルイス・エンリケ。元スペイン代表でバルサBの監督。
わたしはこの人事がその後のローマを本質的に変えることなり、今のローマにつながっと考えている。