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サッカー観戦術 ~センターバックへのビルドアップの要求

時代の先端を行っていた西野監督時代のガンバ大阪

 我等が日本のJリーグにもそんなチームがあった。西野朗監督が率いていた頃(2002~2011年までの10年間)のガンバ大阪だ。当時のガンバ大阪にはシジクレイ、宮本恒靖、山口智という“ゲームメイクができるCB”が在籍していた。ガンバにはこのトレンドがやってくる前から、このプレースタイルの下地があった。しかし、昨季国内タイトルの3冠を果たしたガンバ大阪のCBである岩下敬輔、丹羽大輝、またはボランチの今野泰幸はまだここへ到達しているとは言えない。というよりも、現在の長谷川健太監督がこのプレースタイルを拒絶しているようにも思える。このプレースタイルを貫く西野朗監督の存在も大きかっただろうが、当時のガンバ大阪は時代を先取りしていた、と言っても良いのかもしれない。思えば、彼等3人の“ガンバ大阪流CB”はボランチとしてのプレー経験がある選手達だ。