とはいえ、今回のリーグ制覇は最初の優勝よりも主力選手が半分以上が変化している新チームだ。
新たな即戦力を補強したり、優秀な自前の下部組織出身選手や新卒で獲得してきた若手選手を辛抱強く育て上げたり。安上りかもしれないが、コストパフォーマンスが高い選手ばかりだ。
また、DF塩谷司やMF柴崎など2年目でフィットするように”適応期間”を設ける強化策もこのクラブ独自のモノがあると言える。
広島にはミハイロ・ペトロヴィッチ監督から森保一監督になっても変わらないコンセプトがある。スタイルがある。監督が代わるだけでサッカーの中身が大きく変わるJリーグの中で、それは貴重な価値がある。その上で4年連続のフェアプレーチーム賞を獲得しているクリーンな模範となるべきクラブだ。
サンフレッチェ広島とは、クラブのサポーターだけでなくサッカーファンにとって「2番目に愛すべきクラブ」なのだ。
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