サッカーに走力は必要無いと論じる者と、そうでない者である。サッカーでは走り続ける事が重要であり、走力で試合を支配すべきと考える者たち。代表的な監督を挙げるとすれば、モウリーニョや日本代表を率いた経験のあるオシムらがそうだ。
一方で、サッカーとはボールを使ったゲームであり、技術さえあれば走る必要は無いと考える者もいた。スペイン代表やバルサのようにボールをキープしていれば、走る必要など無いと。こちらはグアルディオラやその師匠であるルイス・メノッティらが該当する。
特にメノッティは弟子ともいえるグアルディオラのサッカーに心底酔っていた。ボールを扱う技術が高い方が勝つと言い続けてきたのだ。確かにこの2つの理論は対極にあり、交わるポイントが無い。しかしドイツは見逃さなかった。