81〗FAC Platz / ウィーン


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試合後記念撮影となった五人の中でも印象に残ったのは左端、レオメンド·クラスニキ:Leomend Krasniqi【2000年6月17日生】。名前からするとアルバニア系オ-ストリア人。21年の東京五輪で金メダルを獲得した同姓な女子柔道家はコソボ出身だったし、現コソボ代表にはスパルタ·プラハからレギア·ワルシャワから貸し出された同姓のウインガ-がいる。’20年にSVホルンから移籍。同年9月第2節のFCヴァッカー·インスブルック戦で途中交代での二部リーグデビューを果たした。視野の広いセントラルミッドフィルダーで巧くボ-ルを散らしていたのが印象に残る。今季二部リーグ十節を消化、無敗の快進撃で首位を走るSKN St. Pölten。開幕戦の2アシストからここまで中盤の軸としてフル稼働しているのが二十五歳のクラス二キ。
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真剣勝負とは別の魅力があるチャリティマッチ それもまたフットボール

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知事選投票日が来週に迫り、日本全国が注目する宮城県仙台市
2014年夏に杜の都で開催された東日本大震災復興支援試合。ベガルタ仙台の二十周年記念試合で招かれたのはユヴェントス·レジェンズ。県庁まで足を運び副知事を表敬訪問したエドガー·ダーヴィッツ:Edgar Davids【1973年3月13日生】は好プレ-を連発。足が縺れるサルバートレ·スキラッチ:Salvatore Schillaci【1964年12月1日生】のプレ-する姿はTV画面を通してではあるが楽しませてもらった。

海外ビッククラブがJリ-グクラブと親善試合を行うジャバンツア-には全く興味がなくてもこれは足を運ぶしかない。埼玉スタジアムに足を運ぶのはキリンカップサッカー2008年の5月27日 日本代表×パラグアイ代表戦以来ならば17年ぶりか。11月22日に埼玉スタジアム2002で開催が決定したのはエル·クラシコレジェンズ。元バルサ&レアルの伝説的な選手達の試合が開催される夢の企画再び。勿論現役時代の華麗なプレ-など微塵も期待していない。それでもユニフォ-ム姿でピッチ上でプレ-をすることに価値と意義がある。逆に欧州で取材活動をしていれば私服姿ならば珍しくはない。下はサン=ドニのプレス席から見下ろしたのは元オランダ代表パトリック·クライフェルト:Patrick Kluivert【1976年7月1日生】。インドネシア代表監督を解任された彼も元バルサのストライカ-。アヤックスで百試合、ミランでは三十三試合に対して、二百五十七試合で百二十二得点をカタル-二ャのクラブで記録したのは’98年からの六年間。来日が予定されるダ-ヴィッツも22年のオランダ代表ベンチでの背広姿をフレ-ムに収めたがブラウグラナを纏っていた期間は短く拝めるのは今回が最初で最後に違いない。
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さて11回目となる寅さんサミット2025が、来月1日と2日に帝釈天参道、葛飾柴又寅さん記念館、葛飾区山本亭で開催される。オーストリアのブースが帝釈天参道に設けられ、ウィーンの雑貨や食品の販売を予定しているらしい。寅さんこと、渥美清:Kiyoshi Atsumi【1928年3月10日生~1996年8月4日没】さんの他界後に制作された『男はつらいよ お帰り 寅さん』が公開されたのは2019年。作品公開直後、二十三年ぶりに俳優復帰した後藤久美子:Kumiko Goto【1974年3月26日生】さんの演技に否定的な声がSNS上に散見した。オ-プ二ングの桑田佳佑さんの歌唱も同様に不評ではあったが個人的には良い演出だと思っている。それらの理由で映画を低く評価する輩もいて切ない気分になった。