アメリカの複数のメディアによると、スイスの捜査当局が27日、チューリッヒのFIFA関係者が会合していたホテルに強制捜査を実施、実に6人の逮捕者が出たという。14人というメディアもある。
いつくかのメディアの記事を総合すると、
スイス当局はアメリカ連邦捜査局(FBI)の要請に基づき捜査が実施されたという。
実はFBIはFIFAに関して、贈収賄やマネーロンダリングについて捜査を進めていた。
そのなかで北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)で1990年から2011年まで事務局長を続けていたチャールズ・ブレイザー氏が捜査に協力し重要な情報を捜査当局に提供をはじめたという。
恐らく司法取引が成立したらしい。
また容疑の主な内容は、複数のメディアや広告代理店から賄賂を受けとり、その代わり中南米の大会で行われた中継に関する権利やスポンサー選定について便宜を図ったという。
賄賂の金額は実に123億円以上と報道されている。
なお現時点ではメディアにより若干報道内容に差があるので、細かいところにまで立ち入ることは避けるが、大事な点は
1 今のところ容疑の直接の内容が中南米の試合に関することであること。
2 FBIが主体となって捜査をしていること。